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JMU/次世代省エネ型バルクキャリア「SOUTHERN HAWK」引渡

2019年05月31日/IT・機器

ジャパンマリンユナイテッドは5月30日、舞鶴事業所で建造していた次世代省エネ型バルクキャリア「SOUTHERN HAWK(サザンホーク)」を引渡したと発表した。

<SOUTHERN HAWK>

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SOUTHERN HAWKは次世代省エネ船「Gシリーズ」のパナマックスバルクキャリア。

最新の解析技術による低抵抗・高効率を追求した最適船型を採用するとともに、独自の省エネデバイス「Super Stream Duct」「SURF-BULB」の最適化で従来船よりも大幅な燃費削減を達成した。

また、「LEADGE-BOW」と呼ばれる船首形状と新騒音規則にも配慮した低風圧居住区の採用で、実海域性能を向上。電子制御エンジン、低摩擦塗料、大直径プロペラの採用で、燃費性能を向上させている。

環境規制への対応としては、SOx(硫黄酸化物)スクラバーを搭載し、2020年1月1日から適用されるSOx排出規制に適合しているほか、GHG(温室効果ガス)排出規制のEEDIには2020年以降に適用されるPhase2レベルを先取りして満たしている。

■SOUTHERN HAWKの概要
全長:229.00m
幅:32.26m
深さ:20.0m
喫水:14.475m
載貨重量:8万681トン
総トン数:4万3518
主機関:MAN-B&W 6S60ME-C8.2 ディーゼル機関1基
航海速力:14.50ノット
定員:25名
船級:DNV GL
船籍:シンガポール

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