中日本高速道路(NEXCO中日本)は6月11日、新名神高速道路(新四日市JCT~亀山西JCT)、東海環状自動車道(大安IC~東員IC)が3月17日に開通したが、ゴールデンウィークの渋滞状況や三重県内の道路ネットワークでの交通状況、開通によるストック効果について発表した。
<新名神開通後1か月の交通量>

それによると、開通後1か月の交通状況では、東名阪道の渋滞回数が大幅に減少した。新名神(新四日市JCT~亀山西JCT)の交通量は4万4100台/日、東名阪道(四日市JCT~亀山JCT)の交通量は約3割減少、渋滞回数は大幅に減少した。
また、東海環状道(大安IC~東員IC)の交通量は3000台/日となり、既開通区間(東員IC~新四日市JCT)の交通量は約4割増加した。
<開通後の交通の変化>

<新名神・東名阪道・国道1号・国道23号の交通量変化(菰野-四日市断面)>

さらに、新名神・東名阪道の交通量は約1割増加しており、国道1号・国道23号の交通量は約1割減少。開通区間に近接する、新名神・東名阪道の交通量は約1割から2割増加した。
GW中の交通状況では、新名神(新四日市JCT~亀山西JCT )の交通量は6万2400台/日、東名阪道(四日市JCT~亀山JCT)の20km以上の渋滞回数は大幅に減少した。