国土交通省は6月12日、中小トラック・バス事業者に対し燃費性能の高いハイブリッド自動車の導入補助を実施すると発表した。
日本では、地球温暖化対策を促進するため、地球温暖化対策計画に基づき、
2030年度までに2013年度比で運輸部門のCO2削減量を約28%削減することとしている。
国土交通省では、この目標の達成に向け、環境性能及び燃料効率の良いハイブリッドトラック及びハイブリッドバスの普及を促進するため、中小トラック・バス運送事業者に対し、車両の導入費用の一部を補助するもの。
車両の対象期間及び公募期間は、4月1日~10月31日までに初度登録(予定)の車両。対象事業者は中小トラック・バス運送事業者(中小事業者の要件は「資本金3億円以下又は従業員数300人以下」。補助率は通常車両価格との差額の1/3。
公募期間中に、交付予定枠申込書を提出し、補助対象者の内定を行う。
なお、予算の範囲内の補助となるため、公募実施の結果、申請額が予算額を上回った場合は、補助額の減額や公募期間の短縮等がある。
■申請・問い合わせ
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk10_000037.html