川崎汽船は6月14日、米国海洋大気庁(NOAA)が運営する北米西岸海域での減速航行プログラムへ積極的に参加し、2018年通年での高い達成率が認められ、Gold Awardを受賞したと発表した。
<Gold Award>
このプログラムはサンタバーバラ海峡とサンフランシスコ湾岸でのクジラの保護を目的とし、海域を航行する船舶に減速航行を求めるもの。
川崎汽船は2018年からプログラムに参加し、同年7~11月の間、指定海域で運航した自動車船による減速航行の高い実績が評価された。
<グリーンフラッグ>
また、米国ロングビーチ港では、2005年から14年連続で「グリーンフラッグ」を受賞。同港では沿岸の大気汚染を防止するために沿岸から40マイル(74km)以内の海域で自主的な減速航行を求めるプログラムを行っており、2018年通年でも運航船による減速航行について90%以上の高い達成率が認められた。