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アスクル/さらなる物流費低減へ、物流センターの高度自動化など推進

2019年07月03日/SCM・経営

アスクルは7月3日、2020年5月期以降に取り組む物流戦略を発表した。

物流センターの高度自動化や、自社配送エリアの高密度化を目指し、さらなるローコストオペレーションに注力する。

再成長を見込む「LOHACO」については、自社配送エリアを拡大するとともに、アスクルの取引リレーションを活用して営業体制を強化。自社配送エリアの高密度化を推進することで配送コストの削減を図る。

<パレット搬送用ロボット>

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<ピッキングロボット>

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また、物流拠点のAVC関西では、生産性向上を目指してAGVやアーム型ロボット(2台)を導入。パレット搬送やピッキングを自動化し、入出荷作業を省人化する。

<仮称・三芳センター>

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<仮称・新東京センター>

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物流センター戦略については、物流拠点のプロフィットセンター化と関東エリアの最適化に向けて、2拠点の新設を計画。

埼玉県三芳町では、物流・マーケティングのプラットフォーム事業「Open Platform by ASKUL(OPA)」の関東拠点「仮称・三芳センター」を2020年9月に稼働。東京都江戸川区では、BtoBの配送拠点「仮称・新東京センター」を2022年2月に稼働させる。

■新物流センターの概要
「仮称・三芳センター」
所在地:埼玉県三芳町
延床面積:7万2000m2
竣工予定:2020年1月
稼働予定:2020年9月

「仮称・新東京センター」
所在地:東京都江戸川区
延床面積:5万8000m2
竣工予定:2021年8月
稼働予定:2022年2月

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