国土交通省は7月12日、ベトナムのホーチミン交通大学で物流を専攻する学生を対象に「第5回物流集中講義」を7月15日から26日の10日間、開講すると発表した。
物流専門家による物流実務の知識・ノウハウを提供し、ベトナムの経済成長への貢献と我が国産業の海外展開の支援を図る。
ベトナムをはじめとするアセアン地域では、経済発展に伴い物流需要が拡大する中、物流分野における人材の育成・確保が課題となっている。
また、進出している日系物流事業者にとっても優秀な現地人材の確保が重要な経営上の課題となっており、事業を通じてこれら課題の解消に取り組む。
■概要
実施時期:2019年7月15日から7月26日の10日間
実施場所:ホーチミン交通大学
実施対象:ホーチミン交通大学にて物流を専攻する3年生 約120名
実施内容:
講義:物流概論 (日本の3PL、日本の通販物流、コールドチェーン物流 等)
物流オペレーション(人員・顧客管理、5S、業務改善に関する物流実務等)
演習:身の回りの5S改善、物流ゲーム
スタディーツアー:SG佐川ベトナム物流倉庫、いすゞベトナムの現場視察