環境省は10月10日、東京港の青海ふ頭でヒアリ、品川ふ頭でアカカミアリをそれぞれ確認したと発表した。
<確認されたヒアリ>


<発見場所>

青海ふ頭では、10月7日、コンテナヤードの舗装の継ぎ目の土が溜まった部分に疑わしいアリを確認。専門家による同定の結果、ヒアリであることを確認した。
確認されたのは働きアリ300匹以上、有翅女王アリ20匹、幼虫10匹。舗装の隙間から土中への出入りが確認されたため、10月9日に殺虫処理を行うとともに、確認地点周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置している。
<確認されたアカカミアリ>

<発見場所>

品川ふ頭では、10月8日に発見したアリについて、同定の結果アカカミアリと確認した。確認されたのは働きアリ400匹で、有翅アリ、卵、幼虫、蛹は確認されなかった。
確認された個体は全て殺虫処理し、確認地点周辺では殺虫餌(ベイト剤)を設置している。