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JLL/東京圏の物流施設、空室率1.3ポイント低下、賃料0.2%上昇

2019年11月21日/調査・統計

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ジョーンズ ラング ラサール(JLL)は11月21日、2019年第3四半期の東京圏のロジスティクス市場動向をまとめた「東京ロジスティクスマーケットサマリー」を発表した。

<グローバル プライム ロジスティクス クロック>

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それによると、第3四半期の東京圏での新規供給は6棟・53万7000m2となり、ストックは前期比5%、前年比20%増加。ベイエリアではアイミッションズパーク市川塩浜(延床面積5万8000m2)、内陸エリアではランドポート東習志野(7万5000m2)やMFLP川口1(5万4000m2)が竣工した。

空室率は2.0%と前期比1.3ポイント、前年比3.1ポイント低下。ベイエリアの空室率は引き続き0%で、内陸エリアは前期比2.1ポイント低下の3.1%となった。

賃料は月額4283円/坪となり、前期比0.2%、前年比1.3%上昇した。ベイエリアと内陸エリアでの新規供給の賃料水準が上昇を牽引。ベイエリアは前期比0.7%、内陸エリアは0.2%の上昇となった。

今後は、賃金水準が比較的低いサブマーケットでの新規供給による賃料下押し圧力があるものの、地価や建築コストの高騰による上昇圧力がそれを上回り、平均賃料は上昇すると見通している。

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