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大東建託/オンデマンド宅配収納でエアトランクと資本業務提携

2019年11月29日/SCM・経営

大東建託は11月29日、宅配型トランクルーム「エアトランク」を運営するエアトランクと資本業務提携契約を締結したと発表した。

<オンデマンド宅配収納サービスのイメージ>

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「エアトランク」は、日本初となる無料配送によるオンデマンドの「宅配型トランクルームサービス」。荷物の預け入れや取り出しはネットでいつでも依頼することができ、エアトランクの社員であるサービスクリエイターが無料で玄関先まで荷物の受け取りに伺う。

預けた荷物はエアトランクが撮影・計測を行い自動で預け入れリストに登録されるため、荷物を管理する手間が省ける。預け入れた荷物は、温度や湿度が管理されたセキュリティやプライバシー基準の高い倉庫で保管されるため、衣類や本、アルバムなどの大切な荷物も安心して預けることができ、災害対策としても注目されている。

さらに、コンシェルジュサービスとして荷物の全国発送代行や衣類・布団等のクリーニングサービスなどにも対応している。

大東建託は、この4月の新社長就任を機に、総合賃貸業を核としながら、建設・不動産事業に留まらない生活総合支援企業を目指す「新5か年計画」を策定した。生活支援につながる新たな事業領域を拡げる中、今回エアトランク社と協業して既存サービスと差別化された「オンデマンド宅配収納サービス」を入居者向けに導入することで、新たな付加価値を創出し、現業である建設・不動産事業を強化していく。また、新規事業としてシェアリングエコノミーとサブスクリプションを活用したストレージ事業を展開することで、現業をさらに推進し、継続して成長できる企業を目指すとしている。

なお、大東建託オリジナルの「オンデマンド宅配収納サービス」は、2019年度内の導入を予定している。

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