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日野自動車/ダカール・ラリー2020、2台のレンジャー順調

2020年01月07日/IT・機器

日野自動車は1月6日、サウジアラビアを舞台にダカール・ラリー2020がスタートし、2台の日野車はジェッダ~アルワジャ間で順調な滑りだしをしたと発表した。

<砂塵を巻き上げる1号車>

20200107hino1 - 日野自動車/ダカール・ラリー2020、2台のレンジャー順調

<砂漠を快走する2号車>

20200107hino2 - 日野自動車/ダカール・ラリー2020、2台のレンジャー順調

紅海沿いのジェッダからアルワジャの間で319kmのSS(競技区間)が行われ、日野チームスガワラの2台は1号車の菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組がトラック部門総合13位、2号車の塙郁夫/塙雄大/毛塚麻由美組も19位と順調な滑り出しとなった。

今回のダカール・ラリーは新たに南米からサウジアラビアに開催地を移し、競技の舞台は同国の砂漠地帯へと大きく様変わり。78年にアフリカで始まった同ラリーにとって第3の時代の幕開けとなる。前半のルートは同国北部を時計回りに巡る格好で5日にジェッダをスタートしたあと10日に首都リヤドに到着。中間休息日のあと後半はイエメン/オマーン近傍まで南下して17日にリヤド近郊のキディヤにゴールする。13日間12ステージの全行程は7856km、うちSSは5097kmで、砂漠を中心にこれまで以上に過酷な戦いが予想されている。

前回大会を最後に勇退した菅原義正に代わってチーム代表を務める菅原照仁が「日野レンジャー」/海外向け「HINO500シリーズ」ベースの1号車を駆り、2号車には海外オフロードレースで豊富な経験を持つ塙郁夫をボンネットタイプの北米仕様車「HINO600シリーズ」ベースのオートマチックトランスミッション付き新型車両とともに起用。日野自動車と全国販売会社から公募選抜されたメカニックで構成されるサポートチームも強化され、排気量10リットル未満クラスの11連覇と同時にトラック部門の上位入賞を目指す。

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