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ゲンキー/3PLに頼らない自社物流で業界最低の物流費比率維持

2020年01月23日/SCM・経営

ゲンキードラッグストアーズは1月22日、2020年6月期第2四半期決算説明資料で、ローコスト経営の根幹の一つとして物流部門で3PLに頼らない自社運営で業界最低の物流費率を維持していると発表した。

<中部RPDC>

20200123genky1 - ゲンキー/3PLに頼らない自社物流で業界最低の物流費比率維持

物流強化として、東海地方では、2019年6月から岐阜県に延床面積1万3000坪(約4万2900m2)のドライ・チルド・プロセスセンター「中部RPDC」を稼働開始。総投資額は50億円。

これにより、外部倉庫をすべて解約して、物流拠点集約し、物流コストを改善。また、愛知エリアの出展を支える自社物流体制も強化した。

<「福井DC(旧丸岡DC)」>

20200123genky2 - ゲンキー/3PLに頼らない自社物流で業界最低の物流費比率維持

北陸地方では、2020年4月に福井県の物流センター「福井DC(旧丸岡DC)」の増床プラスチルドセンターを稼働予定だ。延床面積は2300坪(約7590m2)から3100坪(約1万230m2)になる。総投資額は2億5000万円。

これにより、北陸エリアの外部倉庫、チルド倉庫を解約し、自前化によって物流コストを改善。北陸エリアの外部倉庫、チルド倉庫を解約し、自前化によって物流コスト改善するとしている。

ゲンキーは、今後も、チェーンストア理論の原理原則に従い、完全標準化と単純化を徹底し、年間1000店舗出店できる体制を構築していくとしている。目指しているのは、1万店舗チェーンストア企業。そのための物流戦略としている。

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