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社長の平均年齢/運輸業は59.7歳、経営者の高齢化進む

2020年01月29日/調査・統計

帝国データバンクは1月28日、「全国社長年齢分析(2020年)」の調査結果を発表した。

<業種別 社長の平均年齢と年代構成比>

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それによると、業種別で見た場合の運輸・通信業の平均年齢は、59.7歳(全体平均59.9歳)だった。年代別の構成比率では、50代が29.4%と最多で、60代が27.8%、70代が18.8%、40代が17.2%と続く。高齢化の傾向は他業種や全体でも同様で、経営者層の高齢化が見て取れる結果となった。

また、年商規模別の平均年齢は「1億円未満」が61.1歳で最高。「1億円未満」では70代(22.6%)、80歳以上(5.4%)といった高齢の社長が、他の年商規模に比べて目立った。

そのほか、都道府県別では「岩手県」「秋田県」が平均61.9歳で最も高く、「青森県」が61.5歳でこれに続く。また、北海道、東北、北関東、甲信越では全県で全国平均を上回っており、特に東日本で高齢の社長が目立つ結果となった。

この調査は、2020年1月時点の企業概要データベース「COSMOS2」から企業の社長データ(個人、非営利、公益法人等除く)を抽出。95万社を業種別、年商規模別、都道府県別に集計・分析したもの。

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