日本郵船/邦船社初の自社養成船長が誕生

2020年04月09日 

日本郵船は4月9日、邦船社として初の自社養成船長が誕生したと発表した。

<初の自社養成船長となった森 映宏船長>

4月1日付で船長に登用した森 映宏船長は、日本郵船が2006年に開始した自社でゼロから海技者を養成する制度の1期生で、同年に4年制大学を卒業後、日本郵船に入社。

その後、海技大学校で基礎知識を学んだ後、航海訓練所(現海技教育機構)での実習を経て、日本郵船での乗船経験を積み、2019年に1級海技士の免許を取得したことから、同社の規定に合わせて2020年4月1日付で船長辞令を受けた。今後は、数年間の陸上勤務の後、船長として実職に就く予定だ。

通常、日本人船員は商船大学か商船高専の卒業者のみを採用するものだが、日本郵船では幅広く安定的に人材を確保するため、他社に先駆けて自社養成の海上職社員の採用に踏み切った。

<12年前、当時三等航海士として乗船勤務中の森さん>

自社養成海上職社員のキャリアパスは、商船系教育機関出身者と区別せず、入社後15、16年目を目処に船長・機関長に登用することをモデルコースとしており、今回の登用はそれに沿ったもの。

同制度初の就任となった森 映宏船長は「海技者はタフな仕事ではあるが、それだけにやりがいも大きいし、また活躍できるフィールドが海上だけでなく陸上勤務にも及ぶなど非常に幅広い。人生をかけて従事する価値ある仕事だと思っている。こうした苦労も理解した上で海技者を目指したいと思うなら是非、日本郵船の自社養成の門をたたいてほしい」と思いを語った。

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