セイノーHD/「ロジのセイノー」へ3か年620億円超投資

2020年05月21日 

セイノーホールディングスは5月21日、2020~2022年度の新中期経営方針を策定した。

<セイノーHDが目指すオープン・パブリック・プラットフォーム>

新たな経営方針では、「『Connecting our values』〜すべてはお客様の繁栄のために〜」をスローガンに掲げ、人手不足解消など顧客の繁栄に資することを前提とした事業活動を展開する。

全体戦略としては、顧客の生産性向上につなげることを目標とし、商流と物流の双方で事業者の枠を超えたオープンプラットフォームを構築。商流側の運送依頼と物流側の空きスペースの需給をマッチングすることで、生産・在庫・配送が最適化されたスマートサプライチェーンの実現を目指す。

<ロジ・トランス機能拡大への戦略>

重点戦略としては、ファクトリー機能とロジ・トランス機能を融合したロジスティクス機能を強化し、「特積みのセイノー」から「ロジのセイノー」へ舵を切る。

ロジ・トランス機能を強化するため、620億円超を投じて首都圏3拠点、中部2拠点、関西2拠点のロジ・トランス施設を新設し、保管スペースを21万坪以上に拡大。2022年度に640億円の売り上げを目指す。

また、業種や業態に特化した効率化プラットフォームを構築し、エレクトロニクスや小売、ヘルスケア、航空部品といったソリューション別の営業展開を推進。庫内オペレーションについては省力化・自動化を推進し、無人化物流を実現。同業他社との連携・提携やM&Aも視野に入れる。

3か年の投資計画は、計1148億3300万円を予定。新たな価値の創造に向けて91億円をオープンプラットフォーム構築など戦略投資に充てるほか、ロジ・トランス施設の建設を含む施設投資に年間250~280億円を投じる。

なお、数値目標については、先行きの不透明さから現時点で未定としている。

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