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SGHD/保有物流施設がDBJ Green Building認証で最高評価獲得

2020年06月01日/物流施設

SGホールディングスは6月1日、物流不動産運用事業会社のSGアセットマックスが運用を受託する私募ファンドの保有物件である「佐川東京ロジスティクスセンター(STLC)」が「環境・社会への配慮の可視化による不動産価値への反映」を評価するDBJ Green Building認証の最高評価となる『2019★★★★★/5つ星』を獲得したと発表した。

<佐川東京ロジスティクスセンター>
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評価されたポイントは、建物全体での人感センサーによる消灯・減灯制御、館内照明のLED化、節水型トイレの採用、グリーンリース契約の締結等、省エネ・省資源化により環境負荷低減を図っている点。

また、床荷重・柱スパン・庇の大きさ等、庫内において要求される基本スペックを備えるとともに、生物多様性に配慮した取り組みを実施する等、周辺環境に配慮している点。

さらに、食堂・売店・リフレッシュコーナーの提供、館内における非常用備蓄品の確保、環境リスクに対する自主的な取り組み等、庫内ワーカーの利便性・建物の防災性に配慮している点だ。

SGアセットマックスは、サステナビリティ方針を掲げ、投資運用業者として「環境・社会・ガバナンス」(ESG)上の課題に取り組み、投資家と社会の期待に応えながら健全かつ持続的な成長を目指している。今後も持続可能な社会の実現に向けた取り組みを通じ、地球環境に配慮した投資運用業務を推進していくとしている。

■STLC物件概要
所在地:東京都江東区新砂2-2-8
建築面積:1万9388.27m2
延床面積:7万5054.23m2
建物構造:鉄骨造陸屋根6階建(事務棟)
     鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根5階建(物流棟)
建物用途:事務所、倉庫業を営む倉庫、荷捌場
竣工:2012年11月
■主たる環境対策
 事務所棟の一部窓ガラスにLow-eガラスを導入
 事務所棟外壁のルーバーによる遮熱性能(直射日光の緩和)
 開放のできる窓の設置
 屋上緑化、壁面緑化
 西側ガラスへ遮熱・遮光フィルムの設置
 メインの従業員通路の緑化とインターロッキングブロック施工
 屋根へのガラス繊維シート裏張加工
 屋上アスファルト防水断熱工法(TAF)
 乾式断熱屋根(SI-M2)

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