プロロジス/兵庫県猪名川町で37万m2の施設着工、国内100棟目

2020年06月05日 

プロロジスは6月5日、兵庫県川辺郡猪名川町でマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク猪名川1」と「プロロジスパーク猪名川2」を着工した。

<完成予想図、プロロジスパーク猪名川1(左)、プロロジスパーク猪名川2(右)>

2棟は「プロロジス猪名川プロジェクト」として、2015年から猪名川町と官民一体で計画を進めてきた施設。また、プロロジスが国内で開発中・開発済みの物流施設として100棟目の物件となる。

プロロジスパーク猪名川1ではMonotaROと1~4階の13万m2、プロロジスパーク猪名川2ではLIXILビバと1・2階の5万5000m2、日立物流西日本と3階の2万6000m2、大手電子機器メーカーと3万3000m2の賃貸契約を締結済みで、着工前に賃貸面積の75%でテナント企業が決定している。

プロロジスパーク猪名川1は6階建て延床面積21万8000m2で、2021年11月の竣工を予定。ダブルランプウェイで、各階に45フィートコンテナセミトレーラーと21mフルトレーラーが中央車路を介してアクセス可能とし、車路を倉庫に変更可能な設計とすることで、1フロア最大1万坪のワンオペレーションを可能にする。

また、免震ノンブレース構造の採用や、スプリンクラーの設置によって、入居企業の事業継続性に寄与。快適な労働環境づくりの一環として、カフェテリア3か所と売店の設置を予定している。

<プロロジスパーク猪名川1のカフェテリアイメージ>

一方、プロロジスパーク猪名川2は5階建て延床面積15万9000m2で、2021年8月の竣工を予定。猪名川2と同様、ダブルランプウェイによってトレーラーが各階へアクセスできる構造で、1フロア最大8000坪のワンオペレーションを可能とする。

最上階には、従業員向けのカフェテリア2か所と売店を設ける予定。車路部分の外装には、周辺環境に配慮した遮光を兼ねたルーバーを検討しており、地域開発の顔としてシンボリックなデザインを目指す。

そのほか、両棟では、合計450台のトラックバースと50台以上のトラック待機場を設置予定。自動車通勤用に合計1200台の駐車場も整備する。

BCP対策としては、緊急地震速報や衛星電話、防災用備蓄品、停電後72時間程度の電源を確保する非常用電源を備える予定。環境面では、敷地内の緑地整備や、庫内での自社開発LEDセンサー照明の採用のほか、自家消費の太陽光発電を設置するなどESGに配慮した設備投資も検討中で、環境負荷軽減によるCASBEE認証Sランクの取得を予定している。

建設地は新名神高速道路「川西IC」から2kmの距離にあり、大阪市内への配送に加えて、京都方面から広島方面まで西日本各地へ効率的にアクセスが可能な立地。また、猪名川町は大阪・神戸のベッドタウンとして機能しており、開発地周辺には労働人口が多く、周辺地域からは1000人以上の雇用を想定している。

<起工式で挨拶をするプロロジスの山田 御酒社長>

■施設概要
「プロロジスパーク猪名川1」
建設地:兵庫県川辺郡猪名川町差組字小谷101-1他と2他
敷地面積:10万7172.74m2
延床面積:21万8152.22m2
構造:6階建て 柱RC造・梁S造(免震構造)
着工:6月
竣工:2021年11月(予定)

「プロロジスパーク猪名川2」
建設地:1と同様
敷地面積:8万5380.20m2
延床面積:15万8646.97m2
構造:5階建て 柱・梁S造
着工:6月
竣工予定:2021年8月

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