国土交通省が6月26日に発表した4月分のトラック輸送情報によると、特別積合せ貨物(調査対象24社)の総輸送量は534万9000トン(前年同月比4.5%減)、宅配便貨物(14社)の取扱個数は3億7720万6000個(10.6%増)となった。
調査対象25社(24社及び品目別・地域別輸送状況回答1社)は、前年同月との比較でみると、品目別では、 工場・生産地からの貨物減が「すべての品目」で、倉庫から出る貨物減が「金属製品」、「化学工業品」、「繊維工業品」及び「日用品」で、景気の影響による貨物減が「金属製品」、「機械」及び「繊維工業品」で見られた。
地域別では、「関東地方」、「北陸信越」、「中部地方」、「近畿地方」及び「中国」で貨物減となっている。
全国の一般貨物トラック事業者(4月の回答事業者800社/調査対象事業者数986社)の輸送量は、前月比5.0%減、前年同月比3.6%減だった。