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トナミHD/新生倉庫運輸の株式取得で連結子会社化

2020年08月03日/SCM・経営

トナミホールディングスは7月31日、新生倉庫運輸の発行済株式総数の 67%を既存株主から取得する株式譲渡契約・締結を決議し、この会社を連結子会社とすると発表した。

トナミHDグループは、現在、第21次・中期経営3か年計画(2018.4.1~2021.3.31)の最終年度の取組みに邁進しており、働き方改革を経営の中心に据え、事業の継続的成長の一環とする「業務資本提携や M&A」の積極的な展開を目指している。

また、新生倉庫運輸は、主に中国エリア(広島・岡山・山口)で、食品やメーカー系の物流を強みとして、物流サービスの展開をはかっている。

今後、トナミHDグループは、拠点運営に関わるノウハウを基盤とした 3PL事業の効率的かつ機動的な業務システムの提供や、実運送業者としての輸配送機能を発揮することにより、この会社の業容の一層の拡大が期待されることから、株式を取得することにしたもの。

連結子会社化を機に、グループインフラの利活用をはじめとする経営資源の連携や情報システムの共有など協業化を進め、生産性の拡大をはかることにより、更なる企業価値の向上に取り組んでいくとしている。

■異動する会社の概要
商号:新生倉庫運輸
所在地:広島市南区西蟹屋3丁目3号26番
主たる事業:普通倉庫業・冷蔵・定温倉庫業、一般貨物自動車運送事業、貨物取扱事業、損害保険代理業など。
事業所:広島県内(4)、岡山県内(3)、山口県内(1) (8 拠点)
資本金:1200万円
設立年月日:1947年11月25日
2020年3月期決算 総資産36億3300万円、準資産10億8000万円、売上高43億6100万円

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