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GLP/2800億円を有する私募物流ファンドを設立、11物件に投資

2020年08月25日/物流施設

GLPは8月25日、2800億円(26億米ドル 設立時)の運用資産を有する、物流施設に特化した日本最大のオープンエンド型私募ファンド「GLP Japan Income Fund」(JIF)を設立したと発表した。

JIFの投資家は年金基金、保険会社等金融機関、政府系ファンドを含み、その大多数はGLPへの初めての投資となる。

GLPは日本において約190億米ドル(2兆366億円)、グローバルでは 890億米ドルの運用資産を有する、物流不動産マーケットのパイオニアで、先進的物流施設への投資、開発を行うリーディング企業。JIFは関東圏と関西圏において新たに開発された先進的物流施設11 物件(シードアセット)を投資対象とし、投資家に対して長期的に安定した収益を生み出す。投資対象物件はすべて満床稼働中であるほか、内6件はLEED認証(プラチナおよびゴールド)を取得している。

日本GLPの帖佐義之社長は、「JIF設立は弊社のビジネスにとって重要なマイルストーンであり、アセットマネージャーおよびデベロッパーとしてのGLPの強みと実績に裏打ちされたもの。顧客からのニーズは引き続き旺盛で、日本の物流不動産業界のイノベーションを推進する象徴的な開発を行っていくことで、今後も業界を牽引するような施設づくりを継続していく」と述べている。

GLPのファンド・マネジメント担当マネージング・ディレクターのラルフ・ウェッセルは、「JIFは国内外の投資家から強い関心を集めた。これは、アセットライフサイクルのすべてのフェーズを通じて投資家に価値をもたらすことができる、高品質な先進的物流施設を運営していること、そして我々のファンド・マネジメント力およびオペレーション力の証であると考えている」と述べている。

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