大和ハウス/物流施設のオープンエンド型私募コアファンド設立へ

2020年08月28日 

大和ハウス工業は8月28日、2020年内を目途に、国内物流施設を投資対象とする私募コアファンド「大和ハウスロジスティクスコアファンド」の設立を検討すると発表した。

「大和ハウスロジスティクスコアファンド」は、企業年金や金融機関等の長期安定運用のニーズに応える商品として企画・組成されるオープンエンド型の私募コアファンド。大和ハウスグループが開発する国内の物流施設を投資対象として組み入れ、70%以上を三大都市圏の物流施設に
投資する方針だ。

今後、大和ハウスグループのノウハウを活用した物流施設開発や大和ハウスプロパティマネジメントによる管理・運営等により、中長期的な収益の維持・拡大に努め、資産規模3000億円を目指す。

大和ハウスグループでは、不動産開発において物流施設開発が投資の中心となっており、昨今は幅広いテナント企業の物流ニーズや早期稼働の要請に応える物流施設の開発を強化している。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響下においても、巣ごもり消費拡大による EC関連の物流量は増加しており、各製造会社の材料・商品の在庫量の積み増しによるサプライチェーンの再構築が進んでいる。これらを受け、物流施設の潜在ニーズは今後も底堅く推移することが見込まれ、物流不動産売買市場の活況も継続することが想定されている。

こうした市場環境を踏まえ、2020年6月、第6次中期経営計画(2019 年度~2021 年度)における事業施設事業の不動産開発投資計画を当初の 3500 億円から 6500億円(3000億円増)に上方修正した。

その中で、資産規模 8000億円を超える上場リート「大和ハウスリート投資法人」や海外の不動産を組み入れた私募リート「大和ハウスグローバルリート投資法人」を展開し、機動的な資金調達を図ってきた。

そしてこのたび、物流施設開発の資金調達環境を強化するために、「大和ハウスロジスティクスコアファンド」の設立を検討することにしたもの。

なお、大和ハウス工業の物流施設事業は、2002年以降、物流施設の設計・施工にとどまらず、物流最適地の提案から維持管理に至るまで、顧客の事業スキームにあわせた専用の物流施設をコーディネートする独自の物流プロジェクト「D プロジェクト」を開始。不動産や金融など各分野のパートナーを組み合わせ、自社保有・ノンアセット・不動産流動化など物流不動産ソリューションを展開している。

これまで「D プロジェクト」では、特定企業向けの物流倉庫であるオーダーメイド型の BTS型物流施設に加え、立地条件の良い場所に複数のテナントが入居可能で短期的な物流ニーズにも迅速に対応できるマルチテナント型を展開し、全国で251棟・総延床面積約 813万m2の物流施設の開発を手掛けている。

■「大和ハウスロジスティクスコアファンド」の概要
名称:大和ハウスロジスティクスコアファンド
資産規模:3000億円(中期目標)
資産構成:物流施設(100%)
物件対象:大和ハウスグループが開発する次世代型物流施設および環境配慮型物流施設
設立年月:2020年内(予定)
投資助言会社:大和ハウス・アセットマネジメント

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