MUJINと大和ハウスグループのフレームワークスは8月28日、産業用ロボットを用いた倉庫自動化ソリューション事業の協業を目的として、業務提携契約を締結したと発表した。
<MUJINの知能パレタイズロボット+AGV自動化ソリューションパッケージ(イメージ)>
<フレームワークスが開発したConnected Warehouseのイメージ図>
提携を受けて、MUJINが販売する小売業向け「知能パレタイズロボット+AGV自動化ソリューションパッケージ」に組み込むWCS(倉庫制御システム)を、フレームワークスがOEM供給する。
このWCSは、次世代ロジスティクスプラットフォーム「Connected Warehouse」をベースに開発したもの。
「Connected Warehouse」は、物流におけるモノ(マテリアル)に焦点をあて、その状態とそれに応じた作業を整理することで機能実装していく「マテリアル駆動」というコンセプトに基づいたソフトウェア。従来の作業を前提にした機能を作りこむソフトウェアよりも自動化設備導入時の流れをシンプルに構築でき、設備の追加導入、ロボット種やライン数の変更、業務プロセスの変更が容易に実現することができる。