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日本GLP/「GLP 常総」着工直後1棟での賃貸借契約締結

2020年09月02日/物流施設

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日本GLPは9月2日、2021年7月に竣工予定の「GLP 常総」で一棟全体の賃貸借予約契約を締結したと発表した。

<「GLP 常総」外観完成イメージ>
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この物件はプロジェクト構想時に、最大6テナントが利用可能なマルチ型施設を想定していたが、昨今の各企業や物流会社からの旺盛な需要を受けて、着工後間もなく一棟全体での賃借が決定した。

「GLP 常総」は、都心からの距離が約40km、常磐自動車道を利用して約1時間圏内に位置し、常磐自動車道「谷和原 IC」から約4.5kmと、物流拠点としてのアクセスに優れている。

施設面の主要な特徴としては、保管・作業効率向上のため、1階の天井高を6.5mと標準よりも1m高くすることで荷積み・荷降ろしのスペースを十分に確保して搬入出業務を円滑にするほか、トラックバースに出幅5.5mの庇を設置して、雨天時にも作業しやすい環境を確保している。

その他、眺望のよいカフェテリアに加え、敷地内に憩いの場となる築山も整備したスペースを設け、働きやすい環境を提供する。

入居企業は、全国で100棟を超える物流施設を展開し、幅広い知見と専門性を有する日本GLPの高品質な施設運営を評価。加えて、「GLP 常総」から常磐道および圏央道を通じて関東全体への配送が可能な物流拠点としての立地の優位性や、洪水や地震などの災害リスクが低いエリアであるため安心・安全な運営が行える点、充実したアメニティ、そして十分なトラックバース数や、大きな庇を備え物流オペレーションが効率的に行えることも入居の決め手となったという。

日本 GLPの帖佐 義之社長は、「この度、着工後まもなく全棟の賃貸契約の締結に至り大変うれしく思う。GLPの実績を活かした保管・作業効率や、働く環境の快適性を追求した仕様・設備などハード面に加え、質の高いプロパティー・マネジメント力に対しても評価いただけたと自負している。『GLP 常総』は首都圏へのアクセスに優れ、関東全域へのエリア配送、そして東日本への広域配送にも適しており、物流拠点として優れている。今後も最適な物流オペレーションを実現する施設の開発・運営を通し、変化する環境下においても、カスタマー企業の物流戦略をサポートし、持続的な発展に貢献していく」と述べている。

■施設概要
施設名:「GLP 常総」
所在地:茨城県常総市内守谷町 4276
敷地面積:約4万2000m2
延床面積:約6万1000m2
構造:地上3階建て、耐震・鉄骨造
着工:2020年5月
竣工:2021年7月(予定)
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)

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