大和ハウス/横浜市戸塚区に12.6万m2のマルチ型物流施設着工

2020年09月28日 

大和ハウス工業は9月28日、神奈川県横浜市戸塚区の「ブリヂストン旧横浜工場」跡地で、次世代型物流施設「DPL横浜戸塚」を2020年10月1日より着工すると発表した。

<川沿いからの「DPL横浜戸塚」外観パース>
川沿いからの「DPL横浜戸塚」外観パース

<道路側からの「DPL横浜戸塚」外観パース>
道路側からの「DPL横浜戸塚」外観パース

<位置図>
位置図

<大和ハウス工業の浦川竜哉取締役常務執行役員>
大和ハウス工業の浦川竜哉取締役常務執行役員

大和ハウス工業の浦川竜哉取締役常務執行役員は「大都市である横浜内陸部の貴重な立地で、交通面や従業員の雇用確保にも最適の場所。マルチテナント型で開発するが、最大16テナントの入居が可能だ。テナントからの引き合いでは、食品系、EC関係、アパレル、医薬品・ドラッグ関係等のニーズが多いが、意外と工業製品や機械部品系が少ない印象がある」と話した。

さらに、「チルドや冷凍・冷蔵関係のニーズも高く、マルチテナント型で実現するのは難しいとこれまで言われていたが、大和ハウスではその技術を確立している。DPL横浜戸塚に冷凍・冷蔵施設が加わる可能性は大いにある」と浦川取締役。

「DPL横浜戸塚」は、柏尾川の桜が見渡せる敷地内の屋外デッキや、カフェテリアを地域住民に開放するなど、周辺環境に配慮した次世代型物流施設。また、従業員の働き方改革支援として、従業員専用の保育施設や全館空調設備を設ける。
 
立地面では、横浜新道「上矢部インターチェンジ」から約4km、横浜横須賀道路「日野インターチェンジ」から約4.5kmで、東名高速道路や首都圏中央連絡自動車道(圏央道)にアクセスしやすく、首都圏から広域には東日本全域や東海地方までアクセスできる場所に位置している。

<大和ハウス工業の東京本店建築事業部の更科雅俊事業部長>
大和ハウス工業の東京本店建築事業部の更科雅俊事業部長

大和ハウス工業の東京本店建築事業部の更科雅俊事業部長が「DPL横浜戸塚」の概要を説明。「地域と調和のとれた開発を行いたい」と述べ、柏尾川遊歩道へつながる屋外デッキやカフェテリアを地域住民に開放、テナント企業の従業員が働きやすい環境、ロボットの活用を想定した次世代型物流施設、周辺環境に配慮した外観デザイン、「横浜スタジアム」約3.6個分の広さを誇る大型マルチテナント型物流施設についてそのポイントを説明した。

<屋外デッキイメージ>
屋外デッキイメージ

<保育施設イメージ>
保育施設イメージ

施設には、約450m2の屋外デッキを設ける。敷地内と柏尾川遊歩道を屋外デッキでつなげるため、地域住民は屋外デッキから柏尾川の桜を見渡せたり、当施設2階のコンビニエンスストアで買い物できたりするほか、施設内1階に設けたカフェテリアも利用もできるようにする。

働きやすい環境のため、労働環境整備の一環として、テナント企業様の従業員専用の保育施設を設ける。また、カフェテリア、コンビニエンスストア、休憩スペースのほか、同社初の全館空調設備を完備する。

ロボットを活用した自動化を想定し、大容量の電力を確保。画像認識がしやすく、明暗部の影響を受けにくい中車路にしている。また、物流施設内で自由にロボットを配置しやすくするため、ケーブルラックも柔軟な配置ができるように配慮。さらに、大和ハウスグループのダイワロジテックが、テナント企業に対してAIやロボットなどの最新技術を導入した、作業効率を最大限に高める物流オペレーションの提案を行う。

そして、周辺環境への配慮では、外観デザインや色に配慮し、大型物流施設の圧迫感を緩和させるため、壁面を空に向かって明るいグラデーションにして空の色と馴染ませることで、建物を小さく見せる工夫を施す。

また、特殊車両である45フィートコンテナ車が各階に直接乗り入れることができる、らせん状のランプウェイを採用。ランプウェイにルーバーを施すことで、トラックのライトが漏れにくくするなど配慮している。

<免震システムイメージ>
免震システムイメージ

そのほか、現在工事中で2025年度に開通予定の首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「(仮称)戸塚IC」にも約1.2kmに位置し、将来的に利便性の高くなる場所となる。また、災害発生時の早期事業復旧を可能とする免震システムも導入する。

なお、現在のコロナ禍の中、大和ハウスの物流施設開発計画には今の所遅れなどの大きな影響は出ていないとのこと。逆に新規備蓄需要や倉庫需要が増し、物流施設開発のニーズが拡大しているとのことだ。人の動きは相当制限されたが、生活に直結するモノの動きにはそれほど影響がなかったものとみている。

<9月28日現在の様子>
9月28日現在の様子

■建物概要
名称:「DPL横浜戸塚」                
所在地:神奈川県横浜市戸塚区戸塚町775      
交通:横浜新道「上矢部インターチェンジ」から約4km、横浜横須賀道路「日野インターチェンジ」から約4.5km、JR東海道線・横浜線・湘南新宿ライン、横浜市営地下鉄「戸塚駅」から約2.7km(車で約10分)
敷地面積:5万6373.23m2
建築面積:3万2766.35m2
延床面積:12万6155.78m2                  
賃貸面積:10万7867.76m2、最大16テナント、1区画6670m2から入居可能
1フロアの賃貸借面積:1万3037       
構造・規模:RCS造(柱RC+梁S)、免震構造 、地上4階建て
建物用途:マルチテナント型物流施設        
事業主:横浜戸塚施設開発特定目的会社 
設計・施工:三井住友建設             
着工:2020年10月1日        
竣工:2022年6月(予定)            
入居:2022年7月(予定)

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