データ・テックは10月26日、省電力通信(LPWA)を利用した通信機能付き車載器を、2021年春からのサービス提供を目標として開発を開始したと発表した。
LPWAとは、Low Power Wide Area/低消費電力広域としてIoTセンサ情報等を活用したサービスにはメリットが非常に大きい通信規格。通信料金が5G/LTEに比べて5分の1程度と安く、電池駆動で長期間の稼働が可能。また、今回は移動中の車両からもデータが取得出来るものとしている。
このサービスにおいては位置情報・燃料情報・バッテリー電圧情報・バック信号情報・安全運転診断・緊急通報情報(SOSボタン)など、現場に応じたデータ収集と管理が可能だ。
また、小型営業車やバイクをメインターゲットとし、加えて建設機械や空港作業車、特装車(脱着ボデー等)など多様な環境で稼働する車両管理も安価で実現出来るため、顧客からの様々な要求に応えることが出来るサービスとなる。
さらには、「LPWAを用いた移動体の管理」として、限られた送信容量と送信頻度の中で、データ・テック独自の分析処理をすることで、管理に必要な結果のみをアップロードする技術が最大の特長となっている。
■データ・テック
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