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セイノーHD/4~9月の売上高11.0%減、営業利益44.3%減

2020年11月13日/決算

セイノーホールディングスが11月13日に発表した2021年3月期第2四半期の業績は、売上高2798億8400万円(前年同期比11.0%減)、営業利益90億8500万円(44.3%減)、経常利益111億3500万円(34.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益64億8800万円(69.5%減)となった。

輸送事業の売上高は2120億5200万円(8.8%減)、営業利益は62億6900万円(49.2%減)となった。

輸送事業は、「Noと言わないセイノー」をモットーに、どんな荷物でも、どんな量でも、サイズに見合った最適な輸送モードを無料で提案するサービス「セイノー輸送なびPro」の提供を開始した。パレット商品や特殊形状貨物等の輸送において、対応可能な運送会社を探す悩みや、車両手配の手間、1車貸し切りでは割高でコスト増になっている輸送など、顧客の困りごとを解決している。

輸送事業の中核会社である西濃運輸では、コロナ禍での経済活動の停滞により取扱物量が大幅に減少するなか、渉外履歴を含む顧客情報を一元管理する「顧客カルテシステム」を導入し、顧客に必要な情報やサービスをタイムリーに案内できるようにするとともに、顧客の軒先でタブレット端末を利用して閲覧することで、適正運賃収受に向けた営業ツールとしても活用してきた。

また、物量が減少するなかで運行便の見直しを行い、積載量が落ち込んでいる運行コースの減便を実施することで、運行コストの削減に取り組んできた。

通期は売上高5830億円(6.8%減)、営業利益206億円(30.6%減)、経常利益235億円(25.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益135億円(47.8%減)を見込んでいる。

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