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日通/4~12月の売上高4.3%減、営業利益8.9%増

2021年01月29日/決算

日通が1月29日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高1兆4987億2300万円(前年同期比4.3%減)、営業利益490億6400万円(8.9%増)、経常利益528億5600万円(4.6%増)、親会社に帰属する当期利益441億300万円(41.0%増)となった。

前年同四半期に比べ、航空輸出貨物の取扱いが増加したこと等により、東アジア、南アジア・オセアニアの各セグメントは増収となったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けたこと等により、日本、米州、欧州、警備輸送、重量品建設、物流サポートの各セグメントで減収となった。

セグメント利益については、日本、東アジア、南アジア・オセアニア、警備輸送の各セグメントは増益となったが、米州、欧州、重量品建設、物流サポートの各セグメントは減益となった。

なお、コロナ禍においても日本国内ではサプライチェーンの見直しやEC需要を背景に倉庫需要は旺盛であり、トラックドライバー不足も慢性化している。また、国際輸送においては、夏場にかけて減便していたコンテナ船が世界的な荷動きの急回復により復便したものの、本船スペース、空コンテナ不足により需給が逼迫した。航空貨物においても、国際旅客便の運休が継続したことで慢性的なスペース不足が発生するなど、海上貨物輸送と同様の状況となった。

通期は、売上高2兆500億円(1.5%減)、営業利益720億円(21.6%増)、経常利益760億円(32.3%増)、親会社に帰属する当期利益530億円(204.4%増)を見込んでいる。

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