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日新/4~12月の売上高30.2%減、営業利益68.8%減

2021年02月10日/決算

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日新が2月10日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高1089億2800万円(前年同期比30.2%減)、営業利益10億2400万円(68.8%減)、経常利益23億5900万円(39.2%減)、親会社に帰属する当期利益9億7600万円(58.9%減)となった。

グループの貨物取扱量は10~12月期には前年実績に迫る回復を見せた。一方、旅行業においては旅客数が回復せず、厳しい事業環境が継続した。

物流事業の売上高は1051億700万円(5.0%減)、営業利益は23億5000万円(7.1%増)となった。

日本では、航空輸出は10月以降海上輸送からのシフトにより物量が増加した。中国向け電子部品航空輸出は第3四半期を通じ好調を維持した。食品関連輸入、倉庫保管、国内配送、生活雑貨関連貨物の輸入取扱い、家電製品輸入も好調を維持した。

中国では香港発電子機器、部品の航空輸出は好調を維持した。欧州向け生活雑貨関連貨物の鉄道輸送も堅調に推移した。一方、中国における事務機器関連DC業務終了に伴い、倉庫部門、フォワーディングの収益に影響があった。

米州では、倉庫部門は家電、自動車部品の保管、配送業務が10月以降も好調を維持した。また、10月に入り港湾混雑による海上貨物の代替輸送が急増し収益に寄与した。

通期は、売上高1470億円(25.5%減)、営業利益11億円(68.8%減)、経常利益25億円(39.2%減)、親会社に帰属する当期利益10億円(63.0%減)を見込んでいる。

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