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サムライインキュベート/物流DXのascendに出資・支援

2021年03月10日/IT・機器

スタートアップへの出資・成長支援を行うサムライインキュベートは3月10日、運営する「Samurai Incubate Fund6 号投資事業有限責任組合(サムライ6号ファンド)」から、ascendへの出資および成長支援を決定したと発表した。

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ascendは、物流業界のDX化を推進するスタートアップ。同社の開発する運送管理SaaS「アセンド・ロジ」は、業務の効率化と運賃適正化を同時に実現でき、業務のデジタル化とデータ分析を行うことで、物流業界のデジタル化の遅れに伴う生産性の低さや、サービスのコモディティ化に伴う荷主交渉力の低下といった課題の解決を図ることが可能です。

サムライインキュベートは、物流領域でこれからも大きなイノベーションを起こしていけると考えており、ascendはその可能性を大きく秘めていると感じたことから、同社への支援を決めた。

ascendへの支援について、サムライインキュベートCapitalist Investment Groupの齋藤武仁氏は、「全体の99%を占めると言われる中小の配送会社は、未だアナログな業務コストが大きく、最適化されたツールはまだ目立って存在していない。ascendはシンクタンク出身かつ物流業界に知見が深い日下さん始め、クレバーで泥臭く現場に入り込むことができる非常に優秀なチームで、ascendの皆さんなら日本経済の血管である物流業界を変革できると強く確信し、出資の意思を決定した」とコメントしている。

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