アサヒロジスティクスは3月22日、新断熱材を採用した「高性能断熱パネル小型冷凍車」のモニター車を導入、3月20日より運行を開始したと発表した。
昨今、環境対策装置の標準装備によりシャーシの重量が増加し、 積載量の確保が難しくなっている傾向にある。この対策として、 東京日野自動車主導のもと、矢野特殊自動車の協力により、小型車規格のシャーシに中型車規格に近いコンテナを搭載する取り組みを開始。
これに対し、アサヒロジスティクスより「積載容積の確保のために現行より薄い断熱パネルができないか」と新たに提案、矢野特殊自動車が新断熱パネルを開発し、みのほどモニター車の導入にいたったもの。実稼働によるコンテナ内の温度データ取得を行うため、1年間運行する。
■モニター車両概要
車種:日野デュトロ
規格:4t車(車両総重量8t未満)冷蔵車(1層式) 定員3名
装備:マニュアルギア、 格納ゲート、 セーフティレコーダー、 ナビゲーションシステム、 バックアイカメラ、
その他(メーカーによる車両標準装備機能各種)
納車先:アサヒロジスティクス愛川物流センター(神奈川県愛甲郡愛川町中津672