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日立建機/インドネシアに大型油圧ショベル向けの工場を新設

2021年04月15日/生産

日立建機は4月15日、インドネシアの生産拠点であるP.T.日立建機インドネシアの第1工場敷地内に中・大型油圧ショベル向けの部品再生工場を新設し、2021年6月より操業を開始すると発表した。

<日立建機インドネシア第1工場外観>
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東南アジア地域で使用済み部品の回収と再生を行い、供給網を構築することで、CO2と産業廃棄物の排出を抑制し、循環型社会の実現に貢献する。顧客は、短納期かつ低価格で再生部品を購入できるようになる。

新設する部品再生工場は、東南アジア地域に中・大型油圧ショベル向けの再生部品を供給する主要拠点となる。東南アジア地域での再生部品の取扱量を含めて、2022年度には、日立建機グループ全体でCO2の発生を2万3800t抑制し、産業廃棄物は9500t削減をめざす。

なお、日立建機グループの部品再生事業は、顧客の使用済み純正部品(油圧シリンダ、油圧ポンプ、走行装置など)を修理や定期交換時に回収して分解・整備した後、新品同等の機能保証付きの再生部品として顧客にリユースしてもらう事業のこと。

■部品再生工場(日立建機インドネシア 第1工場敷地内)概要
所在地:Jalan Raya Cibitung KM 48.8 Cibitung, Bekasi West Java 17520,Indonesia
(インドネシア ジャカルタ 西ジャワ州ブカシ市)
延床面積:900m2
主な再生部品:油圧シリンダ、油圧ポンプ、走行装置など

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