SGHD/中計最終年度、GOAL、Xフロンティアを多方面で最大活用

2021年04月30日 

SGホールディングスは4月30日、2021年3月期決算説明会をWebで開催した。

<決算説明会でのSGホールディングス中島俊一取締役(左)と川中子勝浩取締役>
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説明会では、「2021年3月期 決算概要」「2022年3月期 見通し」「中期経営計画の進捗」について説明した。

「2021年3月期 決算概要」では、デリバリー事業とロジスティクス事業の伸長が顕著。デリバリー事業は、感染症の影響が継続する中、外出自粛に端を発した巣ごもり消費、テレワークの推進など企業による働き方の変化及び消費者のライフスタイルの変化によりeコマース市場が急速に拡大し、宅配便の取扱個数は増加した。

取扱個数は14億300万個と前期に比べ8800万個の増(6.7%増)だった。

ロジスティクス事業では、上期に海外における個人用防護具の緊急国際輸送を継続的に受託し、下期以降、既存顧客の物量回復に加え、コンテナ需給がひっ迫する中、航空及び海上コンテナのスペースを確保できたことにより、フレイトフォワーディングの収益が増加したとしている。

「2022年3月期 見通し」では、2022年3月期の取組みとして、デリバリー事業では、「GOALを中心としたTMS等のソリューション強化」「適正運賃収受の取組みの継続」「Xフロンティアによるキャパシティ増加と輸送ネットワーク強化」「デジタル化による生産性向上と働き方改革の推進」を挙げている。

ロジスティクス事業では、「海外3PLを含むサプライチェーン全体の機能強化・拡大」「グローバルフレイトフォワーディングのネットワーク拡大」「ジャパンレーンを中心とした越境EC等サービスの拡大」を挙げている。

<デリバリー事業の推移>
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「中期経営計画の進捗について」では、最終年度になることから、デリバリー事業については環境変化に対応し、安定的な営業利益率向上を実現するとしている。

また、GOALの取り組み事例として「ワクチン輸送」を挙げている。各自治体に移送されたワクチンや注射器等の保管・流通加工や接種施設への配送を受託。すでに200件を超える受託を受けており、1000件を超える商談をおこなっているという。

また、中継拠点を利用し、5G通信インフラ工事のユニック車の輸送で、工事を止めない物流を構築している。中継基地を利用することで、約45%の輸送距離削減を図っている。

<Xフロンティア>
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さらに、経営資源の価値最大化として「Xフロンティア」を挙げている。当初の本格稼働から半年早めた2021年3月にフル稼働となった。その効果として、1日の処理個数実績は想定値の135%以上を達成したとしている。

<宅配便インフラの整備>
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引き続いて宅配便のインフラ整備も進めているが、全国11か所のうち、3か所が完了。残り8か所のうち、流山はエリア分割による新設、小田原は統合による新設となる。ほかの箇所はいずれもリニューアルとなる。

グローバル戦略では、越境ECに関しては、中国、ASEANのEC市場への事業展開、越境EC•現地の有力な事業者とのアライアンスの拡大を挙げている。EXPO LANKAでは、各国における有力な事業者とのアライアンスを図る。拡大による各市場の更なる開拓、異業種への進出、既存キャリア・新規キャリアに対する調達力の向上を目指す。

なお、すでに公表済みだが、CO2排出10%削減へ、2030年までに軽車両約7000台を電気自動車に変更するとしている。

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