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住友倉庫/3月期の売上高0.2%増、営業利益は1.2%減

2021年05月13日/決算

住友倉庫が5月13日に発表した2021年3月期決算によると、売上高1920億2400万円(前年同期比0.2%増)、営業利益109億6300万円(1.2%減)、経常利益135億5200万円(0.3%減)、親会社に帰属する当期利益84億5400万円(5.6%減)となった。

物流事業の売上高は1602億5600万円(2.2%増)となったが、人件費や新倉庫稼働に伴う減価償却費等の増加により、営業利益は105億900万円(4.0%減)となった。

このうち、倉庫業では、新型コロナウイルス感染症の影響により荷動きが停滞して倉庫入出庫高は減少したが、前期及び当期に稼働した倉庫施設の寄与や文書等情報記録媒体の取扱増加等により倉庫保管残高が増加したことから、倉庫収入は269億2500万円(2.3%増)となった。

また、港湾運送業では、同感染症の影響により一般荷捌の取扱いが大幅に減少したことに加え、コンテナ荷捌の取扱いも減少したことなどから、港湾運送収入は357億1700万円(5.8%減)となった。

国際輸送業では、航空貨物の取扱いにおいて、同感染症の影響による国際線の運航減便等に伴い輸送需給が逼迫し、航空運賃が上昇したことに加え、国際一貫輸送が増収となったことから、国際輸送収入は422億2900万円(2.0%増)となった。

陸上運送業及びその他の業務では、eコマース関連輸送の取扱拡大により陸上運送収入が増収となったことから、陸上運送ほか収入は553億8400万円(8.2%増)となった。

次期は、売上高2000億円(4.2%増)、営業利益135億円(23.1%増)、経常利益157億円(15.8%増)、親会社に帰属する当期利益102億円(20.7%増)を見込んでいる。

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