国土交通省は12月2日、「国際物流の多元化・強靱化に係る実証輸送」への参加事業者4件を選定した。
国交省は、9月26日~10月24日にかけて実証輸送参加事業者の公募を行い、複数の応募の中から、4件を選定した。
<実証輸送の参加事業者選定結果>
| 事業者名 | カテゴリ | 貨物 | 内容 |
| GWGロジスティクス | 物流事業者 | 甘草エキス | ウズベキスタン・タシケント→日本 (青島、連雲港ではなく上海経由ルート) |
| 住友倉庫 | 物流事業者 | 水処理膜用の原料 | 日本→サウジアラビア(紅海、ペルシャ湾岸を経由しないルート:オマーン・サウジアラビアランドブリッジ) |
| 日本郵船 | 物流事業者 | 中古車 | 日本→モンゴル (RORO船・オートワゴン鉄道使用で大連経由ウランバートル向けのルート) |
| 本田技研工業 | 荷主企業 | 自動車、二輪の補修部品 | 日本→タイ (RORO船を活用したルート:メルボルン経由レムチャバン向け) |
選定された参加事業者は、12月から2026年3月にかけて実証輸送を行い、輸送コスト、リードタイム、輸送品質、輸送の際の手続き、トレーサビリティ、BCPルートとしてのリスク評価などを検証。
その後、検証結果をとりまとめ、報告会、報告書などの形で公表する予定としている
日本郵便/22日より軽四輪に追加処分、全国111局の郵便局が対象