UDトラックスは6月1日、国土交通省に「クオン」のリコールを届け出た。
不具合の部分は、動力伝達装置(プロペラシャフトセンターベアリング固定金具)
大型トラックの動力伝達装置で、センターベアリング固定金具の曲げ加工が不適切なため、プロペラシャフトの回転振動などによって、当該の固定金具に亀裂が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂の進行で当該の固定金具が破断し、最悪の場合、プロペラシャフトが脱落して走行不能となるおそれがある。
全車両、センターベアリング固定金具を対策品に交換する。なお、当該の固定金具が破損している場合は、センターベアリングを新品に交換する。
リコール対象車の台数は合計で5994台。不具合の件数は3件で、事故はなし。
■型式などは下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001406969.pdf