キャディは6月21日、西日本エリアの物流拠点を大阪市港区へ拡大移転し、6月27日から本格稼働を開始すると発表した。
同社は、特注品の発注者と全国の加工会社を自動見積のテクノロジーでつなげるマッチングサービス「CADDi」を提供している。
今回、事業拡大に伴う社員数増加への対応と物流機能強化の一環として、同社の関西支社と西日本を中心とする全国の案件の加工部品を検査・梱包・発送する機能を担う品質管理センターを、大阪市港区にある杉村倉庫の福崎営業所内に移転した。
移転によって、敷地面積は約6.6倍に拡大。恒温室や門型三次元測定機などの新たな設備を導入し、半導体製造装置を中心とする高品質を求められる案件への対応を含めた、品質管理・物流機能強化のための体制を構築した。
なお、同社では事業拡大に合わせて1年以内に物流拠点のさらなる拡張も検討している。
■新関西物流拠点の概要
所在地:大阪市港区福崎3-1-148(杉村倉庫内)
区画:3階
面積:1320m2
アクセス:JR環状線、地下鉄中央線「弁天町駅」徒歩25分
阪神高速「九条出口」5分