大隅物流は8月31日、日本政府を通じて台湾、ベトナム、インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシアに提供されたアストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、郵船ロジスティクスの協力会社として「トラック輸送」と輸送中の温度モニタリングを行う「マッピングボックスの提供」を行ったと発表した。
郵船ロジスティクスはアストラゼネカ製ワクチンについて、日本から各国・地域までの国際輸送業務を担当。保管温度2~8℃を保った輸送・管理が求められる中、大隅物流やJAL等の協力会社と連携し、各国・地域へ安全・確実な輸送を実現している。
大隅物流は、医薬品専門の運送会社として2013年に設立。医薬品の温度管理輸送のほか、温度ロガーの販売や温度マッピングサービスの提供等を手がけており、2021年には成田国際空港で日本の陸運事業者(トラック運送事業者)として初のCEIV Pharma認証を取得している。