国土交通省が11月30日に発表した9月分のトラック輸送情報によると、特別積合せ貨物（調査対象24社）の総輸送量は541万4000トン（前年同月比8.1％増）、宅配便貨物（14社）の取扱個数は3億9030万5000個（4.8％増）となった。
前年同月との比較では、品目別では、工場・生産地からの貨物増が「金属製品」、「機械」、「化学工業品」及び「日用品」で、商社・問屋からの貨物増が「日用品」で、倉庫から出る貨物増が「金属製品」及び「機械」で、景気の影響による貨物増が「金属製品」で見られた。
地域別では、「関東」、「愛知」及び「大阪」で貨物増となっている。
全国の一般貨物トラック事業者（本月の回答事業者752社／調査対象事業者数987社）の輸送量は、前月比7.7％増、前年同月比1.7％増であった。
