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2025年大阪・関西万博/会場内外の物流事業者全17者を選定

2021年12月13日/3PL・物流企業

2025年日本国際博覧会協会は12月8日、公募していた「2025年日本国際博覧会(2025年大阪・関西万博)」の「場内貨物取扱指定事業者」と「推奨物流事業者」の選定結果を発表した。

「場内貨物取扱指定事業者」には、日本通運と、住友倉庫グループ・間口グループ共同企業体(仮称)の2者を選定。

「場内貨物取扱指定事業者」は、万博会場内の貨物取扱いの安全と業務の効率化のため、参加者(または参加者の委託を受けた運送事業者)からの委託を受けて、「①展示館等の戸前または中での貨物の取卸搬入、開梱、据付、移送」「②発送」「③荷役機械による貨物の取扱い」「④作業員を伴う作業等の諸作業」といった万博会場内での貨物の取扱いと、参加者への物流に関する支援などを一括して行う。

また、「推奨物流事業者」には、上記2者や日立物流、阪急阪神エクスプレス・セイノーホールディングス共同企業体、山九、日新、三菱倉庫など計17者を選定した。

「推奨物流事業者」は、参加者による会場外の地点(海外・日本国内)と万博会場(協会の指定する納入場所)との間の「①貨物の輸送」「②通関手続き」「③貨物取扱い」に関与する業者の選択の便宜を図るため、協会が参加者に推奨する事業者のこと。

2025年日本国際博覧会協会は、「場内貨物取扱指定事業者」と「推奨物流事業者」のリストを「貨物の取扱いに関するガイドライン(仮称)」に掲載し、参加者に示す予定。

なお、参加者は万博会場内での貨物取扱いについて「場内貨物取扱指定事業者」以外の業者を選択することはできないが、会場外の地点と万博会場との間の貨物の輸送、通関手続き、貨物取扱いに関与する業者については「推奨物流事業者」以外の業者も選択できる。

今回の公募では、応募事業者全24者から提出のあったヒアリングシートに基づく評価点を元に、選定委員3名による審査を行い各事業者を選定した。

■選定事業者一覧
「場内貨物取扱指定事業者」(2者)
・日本通運
・住友倉庫グループ・間口グループ共同企業体(仮称)

「推奨物流事業者」(17者)
・日本通運
・住友倉庫グループ・間口グループ共同企業体(仮称)
・日立物流
・阪急阪神エクスプレス・セイノーホールディングス共同企業体
・山九
・日新
・三菱倉庫
・SBSホールディングス
・鴻池運輸
・辰巳万博コンソーシアム
・郵船ロジスティクス
・上組
・澁澤倉庫
・近鉄エクスプレス
・西日本鉄道
・西濃シェンカー
・インターナショナルエクスプレス

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