佐川急便は12月17日、福島市と「災害時における支援物資等の受入及び配送等に関する協定」を締結したと発表した。
<締結式(左から)佐川急便 南東北支店の梅木 淳支店長、福島市の木幡 浩市長>
福島市では、これまで地震、局地的な豪雨や台風による洪水、土砂崩れなどさまざまな災害への備えとして、他の行政機関や事業者などと災害時応援協定を締結している。
一方、佐川急便では、これまでの災害で物資の輸送を中心に数多くの支援活動を行っており、将来的に起こり得るであろう災害に備え、自治体との連携を強化している。
今回の協定では、大規模災害発生時に福島市で支援物資の受け入れや配送等が困難となる場合に、佐川急便とその協力会社が所有する倉庫の提供、支援物資の管理、避難所への配送等で支援・協力し、被災者の生活の安定を図るほか、感染症対策でも協力・支援する。