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CBRE/アライプロバンスの物流施設開発をサポート

2021年12月17日/3PL・物流企業

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CBREは12月17日、アライプロバンスによるマルチテナント型物流施設の開発をサポートしたと発表した。

<アライプロバンス浦安>
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<車路>
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<バス待合室>
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CBREは、アライプロバンスから2019年7月30日に物流施設開発に関するアドバイザリー業務とプロジェクトマネジメント業務、2021年10月28日にプロパティマネジメント業務を受託している。

同プロジェクトの実施により、アライプロバンスは物流施設開発の第1弾として千葉県浦安市で開発を進めていたマルチテナント型物流施設「アライプロバンス浦安」(鉄骨造地上4階建、延床面積3万4538m2)を2021年10月28日に完成。主要テナントである日通・NPロジスティックスが入居しての施設のオペレーションスタートとなった。

CBREは、クライアントが目指す安定性の高い収益を確保するため、保有するマーケット調査、開発、設計、建設に関するノウハウを組み合わせ、クライアントのニーズに合わせた開発プランを提案し、プロジェクト遂行に貢献した。

同プロジェクトを統括したアライプロバンスの新井 嘉喜雄社長は、「金属加工業から異業種である不動産業へコア事業の方針転換を行うにあたり、同プロジェクトは、今後の事業戦略の方向性を決定していくうえでも非常に重要な取り組みだった。CBREのみなさんには、東京ベイエリアに立地する施設として、想定する賃料を考慮しながら、スケジュールとコスト、クオリティとグレードの最適なバランスを持った施設を導き出して頂いた。物流不動産業界を牽引する主導的立場にあるCBREに施設開発を全面的に監修していただいたおかげで、予定通り2021年10月に稼働を開始することができ大変感謝している」と述べた。

CBREプロジェクトマネジメント プロジェクトマネジャーの岩谷 紘之氏は、「クライアントが目標とする、長期的に安定保有できる汎用性のある施設を構築するため、物流施設の賃貸仲介部門とも密に連携を取りながら、テナント需要を十分に分析したうえで、プロジェクトを進めた。特に、開発の基本計画を策定するにあたり、都心部配送のみならず、首都圏広域配送に至便な『立地』、住宅市域が近接し、潤沢な労働力が見込める『雇用環境』、業界最高水準の施設仕様となる『機能・設備』を配慮してプランニングを行った。また、クライアントの意向を伺いながら、高いデザイン性や安らぎの空間についても、庭園を敷地内に組み入れることで実現可能とするプランニングを設計施工会社、デザイン設計事務所と検討し、クライアントの事業戦略に沿った最適なソリューションを提供することができた」とコメントした。

■プロジェクト概要
担当部署:グローバルワークプレイスソリューションズ プロジェクトマネジメント
プロパティマネジメント
アドバイザリー&トランザクションサービス – インダストリアル&ロジスティクス
企業名:アライプロバンス
施設:アライプロバンス浦安
所在地:千葉県浦安市港69
アクセス:JR武蔵野線・京葉線「新浦安駅」から路線バス複数運行
首都高湾岸線「浦安IC」3km
施工:2021年10月28日
構造規模:鉄骨造・地上4階建
敷地面積:1万4852.44m2
延床面積:延床面積3万4538m2
CBRE業務:物流施設開発アドバイザリー、プロジェクトマネジメント、プロパティマネジメント、リーシング

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