三菱ふそうトラック・バスは2月24日、国土交通省にキャンター等のリコールを届け出た。
不具合の部分は制動装置(電動パーキングブレーキ)。
電動パーキングブレーキを搭載した四輪駆動の小型トラックにおいて、電動パーキングブレーキケーブルの配索が不適切なため、助手席のシートブラケットと当該ケーブルが干渉しているものがある。そのため、車両振動によって当該ケーブルの被覆部が摩耗し、最悪の場合、駐車中に当該ケーブルが切断して車両が勝手に動きだし衝突事故等を起こすおそれがある。
全車両、電動パーキングブレーキのケーブル、ブラケット、位置決めクリップ取付けブラケットを対策品に交換する。
リコール対象車の台数は計246台。不具合の件数は0件、事故はない。
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001465171.pdf