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佐川急便/宮城県柴田町と「包括連携協定」を締結

2022年03月28日/3PL・物流企業

宮城県柴田町と佐川急便は3月28日、地域の活性化と町民サービスの向上を目的とした「包括連携協定」を締結し、3月25日、柴田町役場で締結式を行ったと発表した。

<左から南東北支店の梅木 淳支店長、柴田町の滝口 茂町長>
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主な協定内容は、1.防災活動及び災害発生時の対応に関すること、2.地域・暮らしの安全安心に関すること、3.環境保全・環境対策に関すること、4.観光まちづくりに関すること、5.地域産品の流通・販路支援に関すること、6.SDGs及び地方創生の推進に関すること、7.その他、住民サービスの向上に関すること。

宮城県柴田町は、仙台市から南へ25㎞。全国屈指の桜の名所で、宮城県で唯一「さくら名所百選」の地に選ばれた「船岡城址公園」と「白石川堤一目千本桜」があります。本年2月には、近隣各自治体と連携して推進してきた「みやぎ蔵王ハーモニー花回廊」が、東北地域では初めて国土交通省の庭園間交流連携促進計画(ガーデンツーリズム登録制度)への登録が決定された。豊かな自然を生かし、一年を通して花を楽しめる「花のまち柴田」のブランド化を進めるなど、認知度の向上と、交流人口や関係人口の拡大を図り、広域圏での地域活性化を目指している。

また、柴田町では、大規模な自然災害に備えた防災・減災を着実に推進するための「柴田町国土強靭化地域計画」を策定するなど、災害に強いまちづくりに取り組んでいる。

佐川急便は社会インフラの一つである物流を担う企業として、保有するリソースやノウハウを活用し、地域経済の活性化や、持続可能な社会の実現に向けた活動を積極的に取り組んでいる。その一環として、官民一体となって地域課題に取り組む「SAGAWA タウンサポート」を全国の自治体へ展開している。

地域課題に対するソリューションとして、観光やビジネス客の利便性を目的とした「手ぶら観光」や、交通インフラの維持・物流の効率化・環境負荷低減に効果が見込まれる「貨客混載事業」等を促進している。また、子どもや高齢者の見守り活動や災害時での物資の輸送支援等、地域の安全・安心に資する活動も行っている。

協定の締結を契機に、柴田町と佐川急便は一層の連携強化のもと、多様なサービスの創出や地域活性化、安全・安心で持続可能なまちづくりを目指し、取り組みを進めていくとしている。

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