芙蓉総合リースは4月13日、ヤマトホールディングスが導入する貨物専用機エアバス社製A321ceoP2F型機(フレイター)のリース契約を同社傘下のヤマト運輸と3月25日に締結したと発表した。
<エアバス社製A321ceoP2F 型機、機体デザインはイメージ>
ヤマトHDと日本航空は、持続的かつ強靭な物流ネットワークの構築に向けて、2024年4月から首都圏と北海道、九州、沖縄地区の長距離輸送のために3機のフレイター導入を予定している。
今回の事業は、芙蓉リースが旅客型航空機を購入し、フレイターに改修したうえでリースするという同社初の取り組みであり、またリースするエアバス社製A321ceoP2F型機は日本で初めて導入される機種となる。
芙蓉リースは、ヤマト運輸と1機目のリース契約を締結し、今後、残りの2機についても順次購入する予定。
芙蓉リースグループは、これまでヤマトHDと互いの経営資源や強みを活用することで、双方の事業上のシナジー創出や事業連携に取り組んできた。今回のフレイターの導入を契機に、今後も輸送機能の多様化による物流業界の更なる発展、および持続的な成長に貢献していくとしている。