UPSジャパンは4月14日、北関東の企業のビジネスをサポートするために、茨城県15都市、栃木県7都市、群馬県10都市の計32都市のサービスを4月18日より強化すると発表した。
各都市から世界各国への輸出貨物の到着日が1日早くなり、集荷時間は一番遅い地域で16時となる。
北関東では交通網の整備により、内陸部を中心に自動車や科学機械、電気機械などの製造業の企業が多く進出している。今回のサービス強化により、これらの製造業を中心に、そのほかの中小企業、越境ECの輸出ニーズに応えることができ、北関東進出企業のビジネスの成長に貢献できると考えている。
UPSジャパンの西原哲夫社長は「2020年に西日本のサービス強化を実施し、昨年は関西国際空港と深センの直行便をスタートした。これにより西日本から近畿、東海地方で貨物の輸送時間の1日短縮、集荷時間の延長といったサービス強化を実施してきた。今回、北関東の顧客向けにサービス強化を実施したことで、より多くの顧客に満足してもらえるサービスを展開することが可能になった。北関東では、製造業の貨物を取り込むとともに、市場が拡大している越境EC向けの営業も重要だと考えている。当社のスマート・グローバル・ロジスティクス・ネットワークと日本の企業を結びつけることで、国境を越えたサプライチェーンを最適化するための新たな方法を提供する」と述べている。
■サービス強化エリア詳細
茨城県/稲敷市、牛久市、古河市、下妻市、常総市、筑西市、つくば市、つくばみらい市、土浦市、取手市、坂東市、守谷市、結城市、龍ケ崎市、阿見町
栃木県 /足利市、宇都宮市、小山市、鹿沼市、佐野市、栃木市、真岡市
群馬県/伊勢崎市、太田市、桐生市、高崎市、館林市、前橋市、邑楽郡邑楽町、邑楽郡大泉町、邑楽郡千代田町、邑楽郡明和町
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