日本郵船は6月9日、資源メジャーの一角であるBHPと両社取引関係の拡大・深化および船舶輸送におけるサプライチェーンの脱炭素化を目指す戦略的パートナーシップに関する覚書を締結したと発表した。
<オンライン調印式 写真左よりBHPグループ Vice President Maritime & Supply Chain Excellence、Rashpal Singh Bhatti日本郵船の鹿島 伸浩 常務執行役員 ドライバルク事業本部長>
両社は今後、既存の省エネ技術、代替燃料を活用すると共に、特にグリーンアンモニアとブルーアンモニアを燃料とする将来のネット・ゼロエミッションに向けた次世代船舶用燃料の船についての研究開発を促進していく。
この取り組みは、両社がそれぞれに設けた海上輸送での温室効果ガス(GHG)排出削減目標、ならびに海運業界の長期的な脱炭素化達成に寄与するものとなる。
また、両社はエネルギー削減のための革新技術や低環境負荷またはゼロエミッション船舶用燃料などのエミッション削減策の利用を共に促進していく。
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