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福岡市/アイランドシティ港湾関連用地2.6万m2の分譲公募開始

2022年06月20日/物流施設

福岡市は6月17日、アイランドシティ港湾関連用地B区画の一部2万6569m2について、分譲公募を開始した。公募期間は7月25日まで。

<公募対象地 区画図>
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対象区画の用途地域は準工業地域で、建ぺい率は60%、容積率は300%。2026年度末の引渡しを予定している。

公募の対象事業者は、港湾運送業・道路運送業・倉庫業・通関業などの物流関連事業者と、物流関連事業者に施設を提供する不動産関連事業者等。

6月17日~7月1日までを質疑受付期間、同19~25日までを分譲申込期間とし、8月中旬頃に分譲予定者を決定する。

アイランドシティでは、博多港全体の国際海上コンテナ貨物の6割強を取り扱っており、6万トン級の大型コンテナ船が接岸できる岸壁や、最新鋭のコンテナターミナルを保有。また、2021年3月には福岡高速6号線・臨港道路アイランドシティ3号線が開通し、都市高速道路と直結することで物流機能が向上している。

今回の公募では、新型コロナウイルスの感染拡大等による生活様式の変化を受けて、市民生活を支えるインフラとしての物流の役割がこれまで以上に重要性を増していることから、アイランドシティみなとづくりエリアが都市の成長を牽引する物流拠点としてさらに発展するため、事業者の進出を求めている。

<区画図と進出企業(B区画の白抜き部分が今回の分譲公募対象区画)>
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なお、アイランドシティ港湾関連用地については、3月9日~4月28日にかけて実施した分譲公募によって、A区画(3万9071m2)の事業者を博多アイランドシティ特定目的会社、B区画の一部(1万5000m2)を溝江建設、C区画(4万1181m2)を福岡地所を代表とするグループに決定しており、各事業者が倉庫・配送センターの建設を計画している。

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