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ポーラ/物流資材として海洋プラスチックをアップサイクル

2022年07月06日/IT・機器

ポーラは7月6日、製品の輸送、保管などに使用する物流資材として、素材の一部に海洋プラスチック(OBP:オーシャン・バウンド・プラスチック)をアップサイクルしたリサイクルパレットを、7月より導入開始すると発表した。

<海洋プラスチックごみのリサイクルイメージ図>
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現在ポーラでは約1万5000枚のパレットを保有しており、5年で全てのパレットをこのパレットに交換することを目指している。すべて導入完了すると、バージン材と比較して16万9832kg、杉の木で換算すると1万2131本分のCO2排出量削減と、海洋プラスチックごみ約7.5tの流出防止に繋がることが期待できる。

物流資材にOBPを活用したリサイクルパレットを導入するのは化粧品業界では初めてのことだ。

なお、OBP(オーシャン・バウンド・プラスチック)とは、海岸線から50㎞以内の内陸部で正式な廃棄物処理を行っていないコミュニティから収集されたプラスチック素材のこと。

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