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シーネット/自社システム稼働実績13.6%増、運輸倉庫業で伸長

2022年07月12日/調査・統計

シーネットは7月12日、自社システムの稼働実績センター数調査を実施、稼働実績数は1037センターとなり、前回調査(2021年6月)から13.6%増加したと発表した。

<シーネット 稼働センター数調査>
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同調査は、シーネットのWMSをはじめとするシステムが実稼働している拠点数を調査したもの。昨今クラウド型WMSの導入が増え、毎年順調に数を伸ばし、今回の調査では1000センター超となった。

<業種別・規模別構成比率>
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前回調査持と比べ、業種ではサービス業と運輸倉庫業が、企業規模別では、中規模企業が大きく伸びた。コロナ禍においても、卸は安定しており、外食チェーンは一時勢いが落ちたものの、回復傾向にある。

センター数増加の大きな要因は、「大手企業・中規模企業におけるクラウド型WMSの横展開によるもの」とし、特に、流通業界に特化したWMSは、昨年以降大きく導入数を伸ばした。また、新規導入数も順調に増えており、DXを意識しアナログ管理やレガシーシステムからの脱却を目指し、取り組み始めている企業の動向が伺える。WMS以外のソリューションでは、AI-OCRサービスの既存顧客への導入を進めた。

<企業分類別>
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<企業規模別>
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シーネットの主力製品である、WMS(ci.Himalayas)は、10年連続WMSパッケージシェア No.1を獲得し、多くの物流現場の課題に向き合ってきた。今後は、WMSのみならず、グループ会社のソリューションをトータルに提案し、物流全体をサポートできるよう取り組んでいくとしている。

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