シーネットは11月4日、クラウド型倉庫管理システム(WMS)の「ci.Himalayas/R2」に個口登録機能を標準機能として搭載した。
個口登録機能は、出荷する荷物について「どこに(納品先)」「何を(商品)」「いくつ(数量)」運ぶのか、詳細情報を個口単位でWMSに登録・管理する機能。荷検品時や仕分け作業中に、WMS画面またはハンディターミナルから即時に個口情報を登録できる。
配送先や内容物などをひもづけて管理することで、出荷データの精度を向上。配送単位の明確化と誤配送防止につなげる。
登録情報をもとにWMSから直接「個口表」を出力することができ、出荷検品・積込・配送の各工程で確認作業を効率化し、配送業者との情報共有がスムーズになる。
個口単位で管理することで、納品先への正確な情報伝達や、トラブル発生時の追跡性を強化する。
シーネットによると、これまでWMSを利用する顧客から「荷姿別の個口数を登録・取得したい」といった声が寄せられていた。
積み込みや荷卸し時の検品、納品先への正確な情報連携など、基礎データとして個口単位の情報管理が重要視されてきたことから新機能の実装に至った。
シーネット/物流KPI分析アプリに欠品・未出荷率の分析機能を追加
