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西川/物流センターにグレイオレンジの棚搬送ロボット導入

2022年07月22日/IT・機器

寝具メーカーの西川は7月22日、同社の物流拠点「新埼玉センター」にGreyOrange(グレイオレンジ)社の自動棚搬送ロボット「Ranger GTP(レンジャー ジーティーピー)」を21台導入したと発表した。

<新埼玉センター>
20220722nishikawa 520x373 - 西川/物流センターにグレイオレンジの棚搬送ロボット導入

<Ranger GTP>
20220722nishikawa1 520x348 - 西川/物流センターにグレイオレンジの棚搬送ロボット導入

2020年に建設した新埼玉センターでは、これまでピッキング作業を人力で行なっており、ピッキング作業者の長距離歩行が負担となっていた。寝具・寝装品は重い荷物も多くあり、重労働の改善が課題だった。

また、少子高齢化による人手不足に備えた対策も考慮し、物流現場のDXを促進するため「Ranger GTP」の導入を決定。7月から稼働を開始した。

「Ranger GTP」は、棚ごと商品を作業者の元まで搬送し、ピッキングや棚入れに伴う作業者の歩行を大幅に削減する。

西川では、カバーリングやタオルなどの小物商品のピッキングエリアに「Ranger GTP」を導入。これにより、従業員の歩行距離や重労働の負担を軽減し、労働環境を改善。今後、本格稼働によって1日の作業時間を計112時間削減、容積効率を従来比150%向上、一部商品の出荷自動化など、生産性の向上を目指す。

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